これは珍しい めったに見ることができない ツキノワグマの樹上の椅子
鯛の迫には山に分け入って自然の恵みを採取したり観察したりする方が住んでいます。
この人が山県郡芸北町の山中で撮影した、貴重な写真を提供してくれました。芸北町は中国山地にあり、
ツキノワグマの棲息地として知られています。写真右側のコメントは、この人のお話です。
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クリの実を食べるために、食いちぎった枝を敷いている。枝の先が折れているのは、熊がかみ切ったらしい。突き出た枝の太さは大人の二の腕くらいもあった。ここに坐って食事をしたわけだ。 2001年1月13日撮影 |
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全景がこれ。ツキノワグマの椅子が4つ残っていた。これだけたくさんの跡はめったに見ることができない。 枝の白いものは雪。覆われた雪がだんだん少なくなって、現れてきたのだ。わしたちもここまで歩いて入ることができたのじゃから。 |
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熊がここに坐ってクリの実を食べたのは、8月か9月。その時はもちろん枝には葉がたくさんついていたんじゃ。その後、秋になり冬になってすっかり落葉したのがこれじゃ。クマが枝を折って敷いた跡がはっきりと分かるじゃろ。クマが坐った枝はまだ葉が残っとろお。 熊にとってクリやブナなどの落葉樹は無くてはならない命の木なのだ。 |